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【世界の簡単手仕事】はじめてのストロー飾り入門:切って繋ぐだけ!簡単幾何学オーナメント

Tags: ストロー飾り, ヒンメリ, 世界のクラフト, 簡単手芸, 幾何学, オーナメント

仕事の合間にできる新しい趣味を探しているあなたへ

毎日お仕事を頑張っていると、ふと「何か新しいことに挑戦して、気分転換したいな」と感じることはありませんか。でも、特別な技術が必要だったり、高価な道具を揃えたりするのは大変そう…そんな風に感じて、なかなか最初の一歩が踏み出せない方もいらっしゃるかもしれません。

そこでおすすめしたいのが、「世界の簡単手仕事」です。今回ご紹介するのは、身近な材料で驚くほど簡単に作れる、ストローを使った幾何学飾りです。切って、繋ぐ。ただそれだけで、繊細で美しいオブジェが完成します。

ストロー飾りってどんなもの?その魅力とは

ストローを使った幾何学飾りは、特に北欧の伝統的な装飾品「ヒンメリ」などが有名ですが、世界各地で麦わらや植物の茎などを使った同様の飾りが作られています。本来は収穫の感謝や幸福を願って作られるものですが、現代ではそのシンプルで美しい形がインテリアとしても人気を集めています。

「幾何学模様」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、基本となる形はとてもシンプル。同じ長さに切ったストローを糸で通して繋ぎ、いくつかの点を結ぶだけで、立体的な星や多面体が出来上がります。

この手仕事の魅力は、何といってもその手軽さと、完成した時の達成感です。難しい技術は一切不要。黙々とストローを切り、糸を通していく作業は、日常の喧騒を忘れさせてくれる穏やかな時間をもたらします。そして、平面だった材料が自分の手によって立体的な美しい形になる過程は、新鮮な驚きと大きな喜びを与えてくれます。

始めるために必要なもの

このストロー飾りを始めるために必要なものは、とてもシンプルです。ほとんどがご家庭にあるものや、手軽に入手できるものばかりですので、思い立ったらすぐに始めることができます。

いかがでしょうか。特別な道具は何も必要ありません。ストローや糸は100円ショップなどでも手軽に手に入れることができますので、気軽にスタートできますね。

簡単な手順:基本の形を作ってみましょう

ここでは、最も基本的な幾何学形の一つである「正八面体」の作り方をご紹介します。この形を覚えれば、様々な応用作品に繋がります。

  1. ストローを切る: まず、ストローを全て同じ長さに12本切ります。この長さが作品の大きさになります。
  2. 最初の三角形を作る: 糸の端を結び、ストロー3本に糸を通します。糸を引き締めると三角形になります。
  3. 土台となる四角形を作る: さらにストロー2本に糸を通し、最初の三角形の一辺につながるように糸を引き締めると、ひし形のような形になります。最初の三角形と合わせて、底辺となる四角形が出来上がります。(※正確にはひし形ですが、図形としては四角形の面を構成するイメージです)
  4. 上部のピラミッドを作る: さらにストロー3本に糸を通し、土台の四角形の上に三角形が立ち上がるように糸を通します。
  5. 下部のピラミッドを作る: 最後に残りのストロー4本に糸を通し、土台の四角形の下に三角形が立ち上がるように糸を通し、最初の結び目や近くの頂点に糸を結びつけます。

これで、12本のストローを使った正八面体が完成しました。ポイントは、糸をしっかりと引き締めることと、どこに糸を通せば次の面ができるかを意識することです。最初は戸惑うかもしれませんが、一つ作ってみるとコツがつかめるはずです。

さらに楽しむには

基本の形が作れるようになったら、色々なアレンジを楽しんでみましょう。

まとめ:手軽な手仕事で、日常に彩りを

ストローを使った幾何学飾りは、特別な準備や難しい技術なしに始められる、とても手軽な世界のクラフトです。黙々と手を動かす時間は、仕事の疲れを癒し、心を落ち着かせてくれるでしょう。そして、自分の手で美しい形を生み出す達成感は、日々の生活に新鮮な喜びをもたらしてくれるはずです。

「何か始めてみたいな」と思ったら、まずはストローと糸を用意して、簡単な形から挑戦してみてください。きっと「これなら私にもできる!」と感じていただけるはずです。手軽な手仕事で、あなたの日常に新しい彩りを加えてみませんか。